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WATER COOLING INITIATIVES

8年以上に及ぶ
水冷への取り組み

ラック、CDU、配管、監視、保守、そして水資源の使い方まで。水冷を、コンテナ型データセンター全体の設計力として積み上げています。

WATER SOURCE / PIPING / CDU

実証実験と積み重ね

井戸掘削の様子

配管・熱交換設備
水冷ラックとInRow空調

井戸湧出(自噴)

潤沢な水源

湯沢町のGXデータセンターでは、毎分600L+αで湧出する井戸水を複数確保。通年15℃から17℃を保つ水を、サーバーを冷やすクーラントの熱を受ける一次水として活用します。公的機関による水質検査も実施し、飲料水と同等水準であることを確認しています。

近隣河川

河川水を含む水源バックアップ

近隣河川についても取水権を取得し、障害発生時やメンテナンス時のバックアップ水源を確保。井戸水だけに依存しない水源系統として、冷却計画に組み込んでいます。

屋外からの配管

自由度の高い配管構成

空冷で使用していたコンテナにも新たに水道配管を引き込み、配管の工夫で水源系統を複数に増設できる構成を検証。コンテナ内の水冷ラックや水冷空調へ、接続機器を問わず柔軟に対応できる配管計画です。

融雪への温水利用

ノンチラーによる消費電力削減

温水となった井戸水を循環・再冷却せず、敷地内で運営するIT農業や冬季の融雪へ活用する構想です。再冷却にかける消費電力を抑え、データセンター全体のPUE改善につなげます。

コンテナCDU

コンテナCDUによる循環型水冷

2016年から、コンテナ内で熱交換と冷却水循環を行うコンテナCDUの開発と検証を進めています。温水となった井戸水を別系統の井戸水や河川水で再冷却し、電気的な冷却に頼らない循環型の仕組みを設計しています。

FROM TEST TO PROOF

実証から、
実績へ。

水源、配管、CDU、ラック、空調、監視を順に確かめてきた取り組みです。先に土台をつくり、実機で動かし、運用データで見せる。この流れが、水冷GPUコンテナの設計力になっています。

既存コンテナ下部への配管引き込み

水源と配管を先に確かめる

毎分600L+αで湧出する井戸水、通年15℃から17℃の水温、河川水バックアップ、既存コンテナへの配管引き込みを検証。水を確保するだけでなく、設備として使える条件を固めました。

コンテナ内の水冷GPU実機

水冷GPUを実機で動かす

水冷・液冷コンテナにH100/H200世代のGPUサーバー、ラック、CDUを設置し、20ftコンテナで高密度に稼働できる環境へ展開。検証していた水源と配管が、実機運用の土台になります。

仕様差のある機器への対応

仕様差を吸収する

メーカーごとに異なるDLC、CDU、配管条件をひとつのコンテナ内で扱うには、柔軟な配管と制御が必要です。2016年からの実証は、ベンダーフリーな水冷環境の設計へつながっています。

pPUEと温度監視の検証

運用データで証明する

水冷GPUサーバー、空調、キャッピング、監視を統合し、pPUE 1.114や温度分布の3D可視化として検証結果を数値と映像で残しています。水源から始めた検証が、効率、GPU世代、空調、可視化へ広がっています。

VALIDATED PROOF

実機で動かし、
数値で確かめる。

EFFICIENCY

pPUE 1.114

統合検証で効率を数値化する

水冷GPUサーバー、InRow空調、キャッピング、監視を統合し、GPU温度低減とpPUE収集・管理まで確認。コンテナ型データセンターでpPUE 1.114を記録しました。

COOLING TOWER

本稼働

液冷クーリングタワーを設備として組み込む

2025年1月、液冷クーリングタワー、水冷GPUサーバー、CDU搭載ラック、InRow空調を組み合わせて本稼働。設置、調整、運用で得た知見を、水冷GPUコンテナの構築力へつなげています。

NEXT GPU

次世代GPU実装

B200世代まで見据えた水冷運用へ

一年以上にわたるH100/H200搭載水冷サーバーの稼働・運用を土台に、B200搭載水冷GPUサーバーを本稼働。次世代GPU環境を見据えた設備対応を進めています。

AIR FLOW

自然冷却実証

外気と地下水で高負荷を冷やす

コンテナ内で60kW以上の熱負荷を発生させ、外気と地下水のみの運転でも送風温度15℃から20℃を維持。立地の水資源を空調検証にも広げています。

VISIBILITY

計44個の温度センサ

熱の動きを3Dで見える化する

液冷ラックに12個、コンテナ全体で計44個の温度センサを設置し、温度分布を3D動画で可視化。冷却性能を客観的に示し、検証精度と将来設計の精度向上につなげています。

PUBLIC MILESTONES

取り組みの流れ。

2016年の実証から、実装・本稼働・検証へ。水源から始まった取り組みが、GPU、空調、監視、可視化へ広がっていく時系列で追えます。

2016実証実験の開始1

2016.6

コンテナCDUの実証実験開始

井戸水、河川水、配管、ノンチラー運用、温水再利用までを、コンテナ内で循環させる前提で検証。後の実装につながる前段をつくりました。

2024水冷コンテナの実装3

2024.10.11

井戸水をInRow空調へ接続

場内で汲み上げた井戸水を水冷式局所空調へ直接接続。チラーに頼らない冷却、回収した水資源の再活用、運転データの収集を進めました。

2024.10.23

水冷・液冷コンテナの運用開始

20ftコンテナで液冷GPUサーバー24台、GPU192基を設置できる環境を公開。水冷設備を持たない利用者にも稼働環境を提供する構成を示しました。

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2024.12.15

H100水冷サーバー、ラック、CDUを設置

水冷対応コンテナへH100搭載水冷サーバー、ラック、CDUを設置。クーリングタワーとの連携を前提に、高密度稼働へ進めました。

2025本稼働と汎用化4

2025.01.23

液冷クーリングタワーとGPUシステムを本稼働

液冷クーリングタワー、水冷GPUサーバー、CDU搭載ラック、InRow空調を組み合わせ、本稼働で得た知見をAIインフラ構築へ展開しました。

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2025.03.18

ベンダーフリーな水冷GPU環境を提供

メーカーごとに異なるDLCやCDUの仕様差を、配管と制御の設計で吸収。水漏れ検知や自動制御も含めて、複数メーカーの水冷GPUサーバーを一つのコンテナで扱える環境を整えました。

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2025.09.16

コンテナ型DC用の水冷モジュールを開発

複数メーカーの水冷サーバーへ汎用的に対応する水冷モジュールを開発。SUSマニホールド、樹脂配管、ボールバルブ継手などを含む構成へ広げました。

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2025.12.17

水冷GPUサーバーPoCでpPUE 1.114を記録

水冷GPUサーバー、コンテナ、ソフトウェア、監視を統合し、GPU温度低減、pPUE収集、運用効率向上を確認しました。

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2026次世代GPUと可視化3

2026.03.06

B200水冷GPUサーバーを本稼働

H100/H200で積み上げた運用を土台に、B200搭載水冷GPUサーバーを本稼働。次世代GPU環境を見据えたラック、CDU、配管、運用の確立を進めました。

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2026.03.18

空間温度分布を3Dで可視化

液冷ラックに12個、コンテナ全体で計44個の温度センサを設置し、熱の動きを3D動画で確認できる仕組みを導入。冷却性能を客観的に説明できる状態にしました。

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2026.03.24

井戸水を活用したAirX実証試験

外気、地下水、直膨を自動で切り替える空調機を導入。60kW以上の熱負荷で、外気と地下水のみの運転でも送風温度15℃から20℃を維持できることを検証しました。

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NEXT PROJECT

水冷GPUに対応する
コンテナDCを相談する。

GPU世代、ラック数、CDU、配管、水源、監視、保守条件まで、初期計画から具体化します。